在庫の安全管理は、ビジネスの基本です。
保管していた在庫が、経年劣化を起こした場合、それは普通の商品として流通させられません。安価な値段で販売するか、最悪の場合、処分するしかありません。在庫の種類にもよりますが、経年劣化を避けるためには庫内の空調を正しく管理して高温多湿な環境を避けるのがセオリーです。食品や電子部品や紙類などは、高温多湿な環境に弱く、短期間でも品質が劣化します。
庫内には十分な数のエアコンを設置して、気温と湿度を一定に保つように意識したいところです。日本列島には四季があり、同じ土地でも季節によって湿度や外気温は変わります。温度計や湿度計を庫内に設置して、センサーで常にデータを記録しておきましょう。センサー付きの湿度計を置く事で、季節ごとのリアルな湿度が分かります。デジタル湿度計がセンサーで記録したデータを基に、エアコンの設定を変更すれば、季節が移り変わって庫内のコンディションを万全に維持出来ます。湿気は、主に雨期から夏場にかけて多く発生します。
製品自体は湿度に弱い品物だったとしても、梱包用の段ボールは紙製です。湿度が高い環境下に置かれると、段ボールが湿気で変形したり変色します。酷い場合だと紙にカビや害虫が発生する事もあり、湿度計は雨季や夏の季節が到来する前には、ぜひとも現場に導入しておきたいところです。倉庫のスペースが広ければ複数台のセンサーつき湿度計が必要になりますので、専門業者に春の頃から相談しておきましょう。
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